みなさん。こんにちは。
少しずつ秋めいて来ましたね。
本日のお稽古日記は30期のいちかがお送りいたします。
どうぞよろしくお願いします。
最近、道端に銀杏が落ちていて、ちょっとだけ顔をしかめたのですが、それで蘇ったのが、一年前のお稽古日記に銀杏のこと書いたぞ!と。
自分の日記に戻ってみたら、
この匂いを嗅いだら、きっとこのお稽古期間のことを思い出す
と書いてて笑いました。
蘇ったのは、お稽古期間でなく、お稽古日記でしたね。
そうは言ってても、秋はなんだかノスタルジックで、一年前の徽音祭のこと、春公演のこと、はたまた初舞台の頃のこと、色んなことを懐古してます。
今回挑む「グレート・ギャツビー」
昨年の徽音祭公演の「THE LAST PARTY」の主人公、スコット・フィッツジェラルドの代表作です。
昨年、スコット役のるーが、舞台の最後に掲げた本が「グレート・ギャツビー」だったこともあり、伏線回収をしてしまった…と、部員一同嬉しく思ってます。
私がいただいたジョーダン・ベイカーという役。
冷静沈着で表裏のない、何者にも屈しない強さがあります。
多分、私が小さい頃からこんな大人になりたいとつい憧れてしまうようなタイプの女性です。
中学の時の憧れの先生もこんな風に見えてたなあ。
けれど、どちらかというと私は真逆。笑
役として立っていて、楽しい部分も大きいです。
そしてなんと個人的な話ですが、初の若人役。
今までは70代くらいのマダムや、40代くらいのお金持ち、秘書を演じてきたので、ジョーダンちゃんが20代と知ったときの衝撃たるや。笑
MMGでこんな幅広く色々やれてることに、ちょっと面白いな、と嬉しさと共にじわじわくるものがあります。
初舞台の頃、先輩とお話ししていたときに、私って今後どんな役をいただきやすい感じがしますか…!なんて質問をしたことがあります。
その先輩は、
だんだんやっていくうちに方向性が出てくるから、今は未知。だから色んな想像ができるね〜。
と言う風におっしゃってくださいました。
本当に未知でしたね。
もちろん私なりの持ち味のようなものはあるのでしょうし、わかりやすい部分も大きいですが、役を知れば知るほど、どの役もそれぞれに特性があるなと思うし、それだけ役のことを考えて生きてこれたということかな、と思うと嬉しい限りです。
演技は役について考えて、それを表現して、声や動きが気持ちに追いつかないことが多いし、まだまだ考えが浅いなと思う瞬間もあります。
歌だって、まだまだ自分の声をコントロールするって難しいな、と日々思っています。
ダンスは、いつになったら素敵になるんだ、と鈍い自分のお尻を叩く日々です。
なんだか1人反省会をしてしまいました…笑
けれど私はどうやらこれが楽しいようです。
もちろん不安を感じることも多いですが、それを支えてくれる仲間がいるって大きい。
いつも私を甘えさせてくれる皆さん、ありがとう。すみません、笑。
そして、最終的に、本番で何か自分の心が大きく動く瞬間、みんなで終演を分かち合う瞬間。
きっと私をここに留まらせてるものの一つです。
あの瞬間の幸せって中々感じれるものじゃないです。
本当にこのMMGという場所に出会えたことに感謝です。
また長々と自分のことを書き連ねてしまいました。書いてるうちにちょっと重くなってしまう、笑。愛ゆえですね。
読んでくださりありがとうございます。
来週のお稽古日記はいぶきちゃん。
スコッティにデイルにマートル。
いぶきちゃんの演じる役はチャーミングでみんな大好きなのです〜!
今公演のマートルの歌…痺れます…。ぜひ見にきてくださる方もご注目いただきたい…!!
それでは来週、お楽しみに〜!!
30期 いちか
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